SUZURIアルバム(旧30days)価格改訂と他のサービス比較

フォトグラファーやフォトスタジオでデータ納品に使われていた「SUZURIアルバム(旧30days)
お客様側のスマホユーザーにも使いやすいUI、操作性と、納品側のアップロードのしやすさ、無制限アルバム数(PROプラン)の圧倒的安さで多くの撮影事業者が導入していたサービスです。

SUZURIアルバム旧プラン料金

そのSUZURIからサービス価格改訂のお知らせ
https://30d.jugem.jp/?eid=503

これまでのPROプランだと月5件しかアルバムを作れないことに!
おそらく多くの撮影事業者はStandard以上のプラン(¥3,300/月)になるかと思います。
そこで他の納品サービス、納品に使えるクラウドサービスの比較を検証してみました。

大きく分けて2つ「オンライン納品専用サービス」とコスト重視、アップロードが便利な「汎用クラウドサービス」を挙げていきます。

目次

お客様重視|オンライン納品専用サービス

SUZURIアルバムサービスの類似サービスとして、月額(年額)のオンライン納品サービスです。現実的にビジネスユースで無料プランで使えるものはなく、有料プランが必須です。アップロード容量や保存期間、スマホフレンドリーかどうかが比較のポイントになります。

各サービスのサンプルサイトをチェックできます。(パスワードはお問い合わせください)

1.PHOTOTREE【多機能・汎用性⚪︎】

https://phototree.jp

使いやすさは直感的でわかりやすい。ただし価格がベーシックプラン5GB(3750円)、プロフェッショナルプラン50GB(7,500円)と割高感。プロフェッショナル以上で独自ロゴを入れられるのでブランディング重視の方には良いサービスになるかもしれません。
閲覧期限を設定するところがなかったので、有料プランだと無制限?(調査中。。。)
自分のポートフォリオサイトも作れるのでWEBサイトがない方には一石二鳥かも。

\サンプルサイトで確認/
▶︎PHOTOTREEサンプルサイト
(SAMPL透かし文字はこちらで入れています)

2.hakobi【使いやすいUI】

https://www.hakobi.app

スレッズ界隈で話題の「hakobi」。直感的に納品データを準備できました。パスワードも日本語対応。スマホでのダウンロードの際には「カメラロールに保存(軽量化)」か「ZIPファイルで保存」が選べます。
無料は3GBまでなので現実的にはSTANDARD(30GB 1,980円)以上となります。
ダウンロードの際、容量を軽くしてカメラロールに保存(スマホ向き)か、ZIPファイルでオリジナル保存(PC向き)かが選べるのもポイント。

\サンプルサイトで確認/
▶︎hakobiサンプルサイト
(SAMPL透かし文字はこちらで入れています)

3.NOHIN【無料で十分】

https://nohin.jp
無料サービスながら、1件10GBまで送信可能。保存期間は30日間。パスワード設定もできます。
お客様の納品フォルダをZIPファイルにしてアップロード、一覧で表示されます。
お客様から撮影の感想のフィードバックをもらえたり、写真許可取りもできるのもポイント。

\サンプルサイトで確認/
▶︎NOHINサンプルサイト
(SAMPL透かし文字はこちらで入れています)

4.Pic-time【海外おしゃれ】

https://www.pic-time.com

海外のサービスながら日本でも使っている人が多いPic-time。何より見た目の美しさとスライドショーが作れるので、納品後もお客様満足度が高い。
アメリカのサービスなので日本語対応していないため、管理画面が複雑。。(英語が苦手な私は四苦八苦💦)ただし、お客様側が閲覧・ダウンロードするのは日本語対応(Beta版)しているので問題ありません。
そして当然ながら円安の影響を受けるのが難点。

\サンプルサイトで確認/
▶︎Pictimeサンプルサイト
(SAMPL透かし文字はこちらで入れています)

5.Granpic【アスカブック提供】

アルバムメーカーASUKABOOKが提供する納品サービス。月額がリーズナブルで1部屋(お客様)単位で課金されるので、納品件数が少ない方にはおすすめです。
リマインドメール機能があるのでお客様のダウンロードし忘れ防止にも。
ダウンロードサイトはスタジオのロゴを入れることができるので、ブランディング的にもGOOD!(ロゴを持っていない方へ▶︎メモアルロゴ制作サービス

\サンプルサイトで確認/
▶︎Granpicサンプルサイト
(SAMPL透かし文字はこちらで入れています)

徳さんのワンポイントアドバイス

これまでSUZURIアルバム(旧30days)がいかに安かったのかがよくわかりましたね。(NOHINを除く)どのサービスでも月額2,000円〜3,000円のコストは必須なイメージです。なのでそのままSUZURIでという選択肢もあるかと思います。
もしサービスを変更するのであれば、ご自身のブランディングに沿ったサービスを選ぶのが良いと思います。

コスト重視|汎用クラウドサービス

価格面で決めるなら、大手のクラウドサービスを使うのが一番コストが安いです。

比較項目Google ドライブAmazon PhotosDropbox (Transfer)ギガファイル便
納品スタイルフォルダ共有アルバム共有ファイル転送ファイル転送 (使い捨て)
画質オリジナル維持オリジナル維持オリジナル維持オリジナル維持
お客様の登録不要不要不要不要
スマホ一括保存△ (ZIP解凍が必要)❌ (1枚ずつのみ)△ (ZIP解凍が必要)❌ (ZIP解凍が必須)
無料容量15GB5GB (Primeなら無制限)2GB無制限 (1ファイル300GB)
有料目安/月250円〜 (100GB)600円 (Prime会費)1,500円〜 (2TB)0円
AmazonPhotosは商用利用禁止なのでデータ納品には使えません。(追記:2026/5/2)

1. Google ドライブ 【プロの標準・フォルダ管理】

最も汎用性が高く、仕事としての信頼感があります。

  • お客様の操作: URLをクリック → フォルダ内の写真を選択してダウンロード。
  • 落とし穴: スマホで一括ダウンロードすると「ZIPファイル」になり、解凍アプリがないお客様は混乱します。
  • 対策: 納品時に「スマホの方は1枚ずつ、PCの方は一括がおすすめです」と一言添えるのがプロの配慮。

2. Amazon Photos 【プライム会員なら最強】

AmazonPhotosは商用利用禁止なのでデータ納品には使えません。(追記:2026/5/2)

写真を劣化させずに「無制限」に置けるのが最大の魅力です。

  • お客様の操作: 共有リンクから閲覧。1枚ずつの保存はスムーズ。
  • 落とし穴: スマホのブラウザからでは「一括ダウンロード」ボタンが表示されません。大量納品には不向きです。
  • 対策: 数枚〜数十枚のカジュアルな撮影や、家族間での共有に最適。

3. Dropbox (Transfer) 【送りっぱなしで楽】

「Dropbox Transfer」機能を使えば、自分のストレージを圧迫せずにデータを送れます。

  • お客様の操作: シンプルなダウンロード画面が表示され、迷いにくい。
  • 落とし穴: 無料版は1回につき100MBまで。有料版(Plus)なら2GB、プロ版なら100GBまで一度に送れます。
  • 対策: 「30日で自動消滅」などの設定ができるため、納品後のデータ整理が面倒な方に

4. ギガファイル便 【完全無料・大容量転送】

コストをかけずに大容量を送るための「土管」として最強のツールです。

  • お客様の操作: URLをクリック → 「まとめてダウンロード」または1枚ずつ保存。
  • 落とし穴: 広告が多く、プロとしての世界観は作れません。また、スマホでの一括保存は「ZIP解凍」の知識が必須となり、お客様のハードルは極めて高いです。
  • 対策: 「画質や見た目よりも、とにかく全部送ってほしい」という割り切った関係性や、PC作業が前提の相手に。

選び方の正解

  • 「フォルダ分けして、しっかり納品したい」Google ドライブ が正解。
  • 「コストを抑えて、大量の写真をバックアップ兼ねて送りたい」Amazon Photos(ただし一括保存は期待しない)。
  • 「期限を決めて、スマートにファイルを送り届けたい」Dropbox Transfer
  • 「画質は落としたくないが、コストは一切かけたくない」ギガファイル便(ただしスマホユーザーへの案内は必須)。

徳さんのワンポイントアドバイス

どのサービスも「スマホでの一括保存」には弱点があります。もしお客様のスマホ保存を最優先するなら、専用サービスの NOHINhakobi を併用するのが、現在のフリーランスフォトグラファーの賢い選択です。

国内の多くのサービスがインフレに対応しているように、撮影事業者も従来の撮影価格の見直し、サービスの見直しを検討していく時期にきているように思います。

メモアルの個別相談では納品サービスのご提案から、撮影メニューやアップセルのための商品導入のサポートを行なっています。

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この記事を書いた人

徳さんのアバター 徳さん メモアル代表

メモアル代表。フォトブック好きがこうじて2013年よりフォトブック教室メモアルをスタート。2015年に上級写真整理アドバイザー取得。2021年にオンラインサークル「めくルーム」を立ち上げる。
プライベートでは二児の母。好きなアーティストは三浦大知。

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