せっかくホームページを作ったのに、Google検索やGoogleマップにヒットしないのはもったいないですよね。
でも、自宅兼スタジオを運営している方はプライバシーの観点からも詳細住所をオープンにできないのも事実。
そこで、自宅を拠点に活動するフォトグラファーが、プライバシーを守りながら集客力を高める「Googleビジネスプロフィール」(旧Googleマイビジネス)を活用する方法をぜひ参考にしてみてください。
1.住所を隠してもGoogleに登録すべき理由
- 「地域名 + フォトスタジオ」で検索されるため
- ⚪︎⚪︎区 フォトスタジオ」と検索したときに、近くの人が優先的に表示されます。広告費をかけずに、地元のお客さんと出会えるチャンスを逃しています。
- 公式な拠点としての信頼性
- SNSやHPだけだと「本当に実在するの?」と不安に思うお客さんもいます。
Googleに認められたビジネスとして表示されるだけで、成約率が変わります。
- SNSやHPだけだと「本当に実在するの?」と不安に思うお客さんもいます。
- 口コミを集められる
- 撮影後に口コミを書いてもらう場所があることで、「またあそこでお願いしたい」というファン化のサイクルが生まれます。
2. 住所を非公開にする設定手順
Googleビジネスプロフィールには「非店舗型ビジネス」という設定があり、住所を隠したまま登録可能です。
- ビジネス情報の作成
- Googleビジネスプロフィールにログインし、ビジネス名を入力

- Googleビジネスプロフィールにログインし、ビジネス名を入力
- ビジネスの種類を選択
「非店舗型ビジネス」を選択する。
- ビジネスのカテゴリを入力
「撮影スタジオ」「商業フォトグラファー」と入力
- サービス提供地域を指定
住所を表示しない代わりに「⚪︎⚪︎県⚪︎⚪︎市、⚪︎⚪︎区」など、お住まいの地域を中心に、無理なく行ける範囲をいくつか追加するのが良いです。
広げすぎず、実際に集客したいエリアを絞り込むのがコツです。
- 連絡先入力
ウェブサイト(SNSも可)を入力すれば電話番号は未入力で進めます。
- 「続行」をクリックして進む(チェックなしでOK)

- 住所の入力(確認用)
Googleからの郵送物(確認コード)を受け取るための住所は入力が必要ですが、これは一般公開されません。
- サービスを追加

- 営業時間を追加

- ビジネスの説明を追加

<例文>
【おうちスタジオ・出張撮影フォトグラファー向け】
東京都足立区を中心に、家族の「今」を形に残す出張撮影とおうちスタジオを運営しています。
七五三やニューボーンフォト、お宮参りなど、お子様の成長に寄り添った撮影を得意としています。特に、撮影した写真を一生の宝物にする「デザインアルバム」制作には定評があり、20年以上の経験を活かしたレイアウトで、世界に一冊だけの物語をお作りします。
当スタジオは完全予約制のため詳細な住所は非公開としておりますが、足立区内の閑静な住宅街にあるアットホームな空間で、リラックスして撮影をお楽しみいただけます(詳細な場所はご予約時に個別にお伝えしております)。
「写真は撮るだけでなく、飾って、残すもの」。そんな想いを大切に、一枚一枚丁寧に撮影・デザインいたします。出張撮影の範囲は23区内、埼玉県の一部まで対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。 - 外観の写真を追加
おうちスタジオの方はスキップでOK
- ビジネスの写真を追加
許可をいただいたお客様のお写真をたくさんアップしましょう。
- 各種広告がでるのでスキップ


- 手続き完了!お疲れさまでした!

4. オーナー確認は必須!スムーズに完了させるには
住所を非公開に設定しても、Googleによる「本当にそこにビジネスが存在するか」の確認作業は避けられません。基本的には、登録した住所に郵送されるハガキを受け取る必要があります。
① 宛名はどうすればいい?(屋号 or 個人名)
自宅兼事務所の場合、表札を出していなかったり、屋号(スタジオ名)を掲げていなかったりすることが多いですよね。
対策: 登録時の宛名は「個人名」を併記するのが確実です。
例:メモアル(〇〇 〇〇様方)
理由: 郵便配達員が「この住所にそんなお店はない」と判断して持ち帰ってしまうリスク(還付)を防ぐためです。
② ハガキが届くまでの期間と注意点
期間: 通常 5日〜14日 ほどで届きます。
注意: ハガキを待っている間に、管理画面で「ビジネス名」や「住所」を変更しないでください。変更してしまうと、せっかく届いた確認コードが無効になり、再発行(さらに1〜2週間待ち)になってしまいます。
③ ハガキ以外の確認方法が表示されたらラッキー
最近では、ハガキ以外の方法が提案されるケースもあります。
✅電話・SMS: 登録した番号にコードが送られる。
✅メール: 独自ドメインのメールアドレス(info@your-studio.comなど)がある場合に選べる。
✅動画撮影: スタジオの内装や、入り口から周辺の景色を動画で撮影してアップロードする。
※どの方法が選べるかはGoogleの判断次第ですが、基本は「ハガキ」だと思って準備しておきましょう。
④ 確認完了後に必ずチェック
無事にコードを入力してオーナー確認が完了したら、真っ先に住所が表示されていないかを再確認しましょう。
Googleプロフィールの編集画面で「ビジネスの所在地」を確認。
「お客様にビジネスの所在地を表示する」のスイッチがオフになっているかチェックします。

5.クチコミで信頼度UP!
Googleの口コミはSNSとは違う導線のお客様が中心です。他の方の口コミはスタジオを選ぶ最大の武器になります。
口コミがあった場合は必ず良い意見、悪い意見も同様に返信を忘れずにしましょう。
注意する点として、報酬(割引、プレゼント等)と引き換えに投稿を依頼する行為はガイドライン違反およびステマ規制の対象となるためNGです。違反すると口コミ削除、アカウント停止、法的リスク(景表法)が発生する可能性があるため注意が必要です。

まとめ
「自宅が仕事場だから、住所をさらすのはどうしても抵抗がある……」と、Googleビジネスプロフィールの登録を諦めていた方も多いかもしれません。しかし、今回ご紹介した「サービス提供型ビジネス」の設定を活用すれば、大切なプライバシーをしっかりと守りながら、地域のお客様とつながるための強力な窓口を持つことができます。
地図に正確なピンが立たなくても、あなたが提供する写真の魅力や、これまで積み上げてきたお客様からの信頼(口コミ)は、何にも代えがたい集客の武器になります。住所を隠すことは、決して「消極的な選択」ではありません。むしろ、自分や家族の生活を大切にしながら、フォトグラファーとしてプロフェッショナルな活動を続けていくための、前向きなリスク管理の一環です。
まずは最初の一歩として、オーナー確認のハガキを受け取るところから始めてみませんか?Googleという大きな地図の上に、あなたの大切なおうちスタジオの「顔」を作ることで、今まで出会えなかった未来のお客様とのご縁が、きっとここから広がっていくはずです。
















